こども薬膳salon®では、「薬に頼らずお家のご飯で家族を守れる知識」をお伝えしています。
参加いただいている方は子育て真っ盛りのママ達。
このコーナーでは、薬膳に出会ってどう変わったのか、今ではどんな生活を送っているのか。
そんなこども薬膳salon®メンバーの「私たちの薬膳STORY」をお届けします。

今回は、年中さん(当時)の娘さんの赤ちゃんの頃から続く「頑固な便秘」と「癇癪」に悩んでいたふゆかさんに、当時のお話を伺いました。
病院を何件も回り、下剤や浣腸に頼る日々。
毎日「今日はお腹すっきりした?」と聞きすぎて娘さんにプレッシャーを与えてしまい、ついには体を触らせてもくれなくなるほどの強い拒否と癇癪に繋がってしまいました。
そんなふゆかさんが「こども薬膳」と出会い、どのようなステップを踏んで娘さんとの絆を取り戻し、家族全員の体質を根本から変えていったのか。
さらに、その先で訪れた「双子妊娠」という感動のお話しまで、お伝えします。
私のようになって欲しくない…娘の様子を見て感じた危機感

受講時に私を一番悩ませていたのは、娘の赤ちゃんの頃から続く「頑固な便秘」でした。
何もしないと平気で1週間出ないこともあり、ひどい時は4〜5日排便がないまま、トイレで顔を真っ赤にして必死に踏ん張っていました。
苦しそうな娘の姿を見ているのに、
親として何もしてあげられない毎日が、とにかく歯痒くてたまりませんでした。
小児科も何件か回り、整腸剤や下剤、浣腸まで処方されたこともありました。
綿棒浣腸や腸のマッサージはもちろん、ネットや人から聞いた「便秘にいいこと」は片っ端から試していました。
しかし、根本的には一向に改善しませんでした。
「今日も出ないのかな」
と気になってしょうがなかった私は、毎日お腹の調子を聞いては、「あ〜、そっかぁ……」と勝手に落胆してしまう日々。
その焦りや落胆が強いプレッシャーとなり、知らず知らずのうちに娘をどんどん追い詰めてしまっていたのです。
「今日はお腹どう?」の問いかけに癇癪。触らせてすらもらえない関係に

飲み薬は味が美味しかったのか飲んでくれたものの、それ以外のマッサージやケアは断固拒否。
次第に、お腹や体を触らせてすらくれなくなりました。
私が排便の確認をするだけでギャーッと癇癪を起こすようになってしまい、
「下剤さえ飲んでいれば4〜5日おきにコロコロ便が出るから、娘がそんなに嫌がるなら、もうこのままでもいいのかな」
と諦めかけたことも…。
「私と同じ道をたどらせたくない!」決意のきっかけ
そんな私が「変わりたい!」と強く決意したきっかけは、自身の体質の悩みと、家族の歴史にありました
私自身、中高生の頃に過敏性腸症候群と診断されてから、ずっと下痢などの便通異常に悩まされてきました。
薬も効かず、医師からは「上手に付き合っていきましょう」と曖昧なアドバイスをされるだけ。
「便秘」の苦しみは分かってあげられなくても、お腹の不調が続くツラさは誰よりも分かっていました。

さらに周りを見渡すと、母も妹も、大人になってから同じような胃腸の不調を抱えていたのです。
病院へ行っても決定的な診断は降りず、なんとなく処方された薬を飲みながら「お互いドンマイ」と励まし合っている状態でした。
その時に、ハッと気づいたんです。
「あれ? もしかして娘も、私や家族と同じ不調の道をたどるの……?」
「病名がつかない不調」でずっと悩み続けるこの連鎖を、自分の代で絶対に断ち切りたい!
そう強く思ったことが、こども薬膳の扉を叩く大きなきっかけとなりました。
頑固な便秘との戦いの末に手に入れた「親子の絆」と「スッキリ感」

実際にこども薬膳salonの長期講座を受講し始めてみると、長年こびりついた娘の便秘はとても手強く、すぐには改善しませんでした。
「あれ? この考え方じゃなかったかな?」
「この食材じゃなかったかな?」
と、講師のさとうあいさんから教わった知識を元に、何度も見直しては実践する繰り返しの毎日でした。
しばらくすると、驚いたことに、便秘そのものよりも先に「親子の関係性」がガラリと変わり始めました。
以前の娘は「嫌なものは絶対に嫌!」という頑固さがありましたが、食べ物でも遊びでも「とりあえずやってみる!」とチャレンジしてくれるように!!
また、以前は癇癪を起こされると手出しができず距離を置くことしかできなかった私も、
「何がどう嫌だったのか」を落ち着いて聞ける体勢ができ、娘も自分の気持ちを言葉で伝えようと頑張ってくれるようになったのです。
そうやってお互いを思いやれるようになった頃、気づけば毎月のように行っていた小児科へ、半年も行かなくなっていました。
肌トラブルもなくなり、体の土台がどんどん育っているのを実感したんです。
泣きながらマッサージした日。「バナナさん出たよ!」の感動

そして講座が終わるころ、娘が嬉しそうに
「ママ! バナナさん(理想的な便)出たよ!」
と報告してくれるようになりました。
ちょっと硬かったり緩かったりする日も、「今日はこんな感じだったよ」と教えてくれるので、「じゃあ今日は、お腹を助ける食材を使ったご飯にしようか!」なんて会話ができるようになったのも大きな変化でした。
ある日、
「ママ、もうちょっとで出そうだから、お腹マッサージしてくれない?」
と言われた時、嬉しさのあまり涙が溢れました。
以前は、体を触られることすら嫌がっていた娘が、自分から心を開いて頼ってくれたのです。
ボロボロ泣きながらお腹をマッサージしたその日は、「あきらめずに頑張って本当によかった」「こども薬膳を選んで本当によかった」と心から思えた瞬間でした。
私を助けてくれた「お守り食材」

受講期間中、私たち親子を支えてくれたお気に入りの食材やアイテムをご紹介します。
① 便秘の救世主!?我が家に合っていた「きゅうり」
「便秘にきゅうり!?」
と驚かれる方も多いかもしれませんが、体に熱がこもりやすい娘の体質には、水分と適度な巡りを与えてくれるきゅうりがピッタリ合っていました。
薬膳は「一般的に良いとされる食材」ではなく、「その子の体質に合う食材」を選ぶことが大切だと実感した出来事でした。
② 水筒の中身はコレ!体と安心を守る「黒豆茶」
お水しか飲まなかった娘が大好きになったのが「黒豆茶」です。
学校に持っていく水筒の中身を黒豆茶にするだけで、私自身も「離れていても、食の力で子どもの体を守れている」という大きな安心感に包まれました。
③ 補血たっぷり!お気に入りの「キャロットココアケーキ」
血(栄養)を補ってくれる人参をたっぷり練り込んだ「キャロットココアケーキ」は、娘が大好きな定番おやつです。
レシピを見ないで作れるくらいリピートしています。
体に良い素材で美味しく栄養補給ができるので、罪悪感なく笑顔でおやつタイムを楽しめています!
数値に出ない不調も、遺伝も、性格も丸ごとケアできる

何より救われたと感じているのは、こども薬膳の「数値に出ない不調」「遺伝・体質」「性格や心」の3つすべてを丸ごとケアしてくれる考え方だったことです。
実は「性格や心のケア」は、娘だけでなく私自身にも当てはまりました。
一つのことに集中しすぎて一人で張り切り、空回りしてしまう癖があった私自身も、講座で学んだ「家族みんなで自発的に楽しく続けられるかが一番のポイント」という言葉に救われたのです。
今まで「病名がつかないから」「遺伝だから」「気持ちの問題(性格)だから」と言われ、
「一生このまま付き合っていくしかないのかな……」と諦めるしかなかった私にとって、まさに欲しかった考え方でした。
ただ知識を詰め込むだけでなく、
「なぜそうなるのか」
「どんな工夫をすれば子どもが喜ぶのか」
というコツを丁寧に学んだことで、自分の中にしっかりと落とし込むことができました。
不妊治療を乗り越え双子を妊娠!妊娠期からの薬膳を広めたい

5年以上の不妊治療を経て、まさかの「双子妊娠」!
娘との絆を取り戻し、家族の食卓が整っていく中で、実は私の体にも静かな変化が起きていました。
こども薬膳を始めて1年ちょっとが経った頃、なんと5年以上の不妊治療を経て、双子を授かることができたのです!
これは間違いなく、親子で一緒に薬膳のご飯を食べ続け、自身の体質が根本から変わり、体が整ったからにほかありません。
ただ、妊娠初期は過去の不妊治療のトラウマや、つわり、突然の出血などがあり、不安で素直に喜べない日々が続きました。
一人目の時も体調不良で心が折れてしまっていたため、「次は絶対に楽しい妊娠生活を過ごすんだ!」と思っていたので、ツライだけの毎日はしんどかった時期がありました。
そこで、「つわりで食べられなくても、薬膳の中に絶対解決のヒントがあるはず!」とひらめきました!
「地域で頼れる薬膳の人」を目指して
自分の体験と周りのママの声を聞く中で、「つわりや不調で苦しんでいる妊婦さん、赤ちゃんに会えるのを楽しみにしている全てのプレママに薬膳を知ってほしい!」という想いが溢れてきました。
現在は、実際の妊娠生活のリアルな日々や、つわり・トラブルへの薬膳的アプローチをnoteで発信しています。
これからは、妊娠期から産後、そして子育て期までをトータルで一緒に楽しめるような、「地域で気軽に相談できる薬膳の人」として活動を広げていく予定です。
ママの作るご飯には、家族の未来を変える無限の力がある

「病院に行くほどではないけれど、なんだか不調」
「子どもの性格や体質だと諦めている悩みがある」
そんなお母さんにこそ、手遅れになる前に「こども薬膳」の知恵を知ってほしいと思います。
身近な食材で子どもの体質に合わせたアプローチをするだけで、長年の便秘が解消されるだけでなく、親子の絆が深まり、ママ自身の体まで劇的に変わっていきます。
毎日の食卓は、ただお腹を満たす場所ではありません。子どもの未来と、家族の健康を守る最高の場所。
あなたも、薬に頼りすぎない「一生モノの食の知恵」を、今日から始めてみませんか?
さとうあいからメッセージ
お子さんの性格や育てにくさに、一時は悩んだこともあったふゆかさん。
でも持ち前の明るさと、前向きな気持ちで、こども薬膳の知識をまずは一個ずつやってみることを続けていらっしゃいました。
薬膳が日常になった頃、お子さんもご自身も変わってきたのがわかり、私も本当に嬉しかったです!!
【ふゆかさんの活動情報】
現在双子ちゃん妊娠中のふゆかさん。
お家でできる妊娠期の薬膳コラムを配信中!
ぜひnoteからチェックしてみてくださいね!








