02_私たちの薬膳STORY/受講生の声

私たちの薬膳STORY vol.07|「何を食べさせたらいいか分からない」不安な私の毎日を救った“お守り薬膳”

こども薬膳salon®では、「薬に頼らずお家のご飯で家族を守れる知識」をお伝えしています。

参加いただいている方は子育て真っ盛りのママ達。

このコーナーでは、薬膳に出会ってどう変わったのか、今ではどんな生活を送っているのか。

そんなこども薬膳salonメンバーの「私たちの薬膳STORY」をお届けします。


今回ご紹介するのは、12歳・9歳・5歳の元気な三姉妹のママである、ゆうきさんの薬膳STORY。

手探りの毎日と、自信が持てないもどかしさ

何となく食にこだわりを持っていたけど、確信も自信もなく、「これでいいのかな」と迷う手探りの毎日をおくっていました。

SNSやYouTubeを参考にしながら、薬膳も独学で取り入れていました。

自分なりに精一杯頑張っていたつもりでしたが、3人の子育ての中で「本当にこれでいいの?」という迷いは常に消えませんでした。

3人分を毎回きっちり計量して食事を作るのは現実的ではなく、食べムラや好き嫌いもあって、思うようにいかないことも多々ありました。


本当は、もっと子どもたちに食べることの大切さを伝えていきたい。

でも、そのための「正しい指標」や「自信を持って伝えられる知識」が自分の中にないことに、もどかしさを感じていました。

自信を持って「これがうちの食の軸」と言えるものが欲しくて、こども薬膳の門を叩きました。

手に入れた食の軸で変わった日常

こども薬膳を学び始めて、原因がわからなかった次女の頭痛や体の痛みが落ち着くという、嬉しい変化がありました。

「なんでだろう」と悩んでいたことが、「こういうことだったんだ!」と繋がっていく感覚は、学ぶ楽しさを感じさせてくれました。

気づけば次女は、ほとんど体調を崩さないくらいに元気に!


そして、私自身の体調も大きく変わりました。

持病の潰瘍性大腸炎があり、以前は夕方になるとフラフラになることもありましたが、今では一日を通して元気に過ごせる日が増えました


突然の娘の不調と、動けなくなった日々

しかし、次女と私の体調に希望を見出した矢先のことでした。

長女が学校のことで悩み、便秘型の過敏性腸症候群に。

部屋から出られない日々。
癇癪を起こして壁に頭を打ち付け、思い詰めて舌を噛んでしまう娘。
外出さえ嫌がり、病院に連れて行くことすら叶いませんでした。

「この子を守りたいのに、何もできない…」

無力さと不安で、胸が押しつぶされそうな日々でした。

それでも、あのとき私には薬膳という“支え”がありました。

講座で学んだこと、先生からいただいた

「超えられない壁はない、訪れる困難は自分が向き合う課題であることが多いですよ」
と言う言葉。

そして、食事でできるケアがあるということは不安な日々の中で大きな支えになりました。

「何もできないわけじゃない」私を支えた唯一の光

そんな絶望のどん底で、私を支えてくれたのはやっぱり「薬膳」でした。

「家庭でできることが、まだある」

その事実が、どれほど私の救いになったか分かりません。

そして何より嬉しかったのは、どんなに心が荒れていても、娘が私のご飯だけは食べてくれたことです。

その姿を見るたびに、
「私はまだ、この子に寄り添える。できることはある」と、自分を取り戻すことができたのです。

陰陽の視点が教えてくれた「とらえ方」

中医学の「陰と陽」という考え方は、不登校に悩む私に新しい視点をくれました。

学校に行けないという「ネガティブ」に見える時期も、陰陽の視点で見れば、それは娘が自分を守り、整えている大切な時間。

そう思えたとき、今まで気づけなかった娘の優しさや、彼女ならではの良さがたくさん見えてきました。

「みんな同じでなくてもいい」

三人の娘がいますが、それぞれ体質も違い、体調の変化もさまざま。

「これを絶対に食べなければいけない」
「これはダメ」

といった決まりは薬膳にはなく、その日の体調や季節、気持ちに合わせて、食べ物を選びます。

その柔軟さが、私にとって気持ちを楽にしてくれました。

完璧を目指すのではなく、今の状態をそのまま受け止める優しさが、薬膳や中医学の大きな魅力だと感じています。

私たちを救った「お守り食材・メニュー」

私たちの心と体を支えてくれた「我が家のお守り」をご紹介します。

  • 醤油麹レバー・蓮の実
    不安で気持ちが揺れるとき、そっと心を支えてくれました。
  • 鯛の骨汁
    娘の便秘が落ち着き、疲れを翌日に持ち越さない力になりました。
  • 小豆ご飯
    食べ過ぎた後のむくみや、だるい頭痛をスッキリ流してくれました。

子供たちは自ら「これは体を温める?」と自分の体と食材の関係に興味を持つようになったのも嬉しい変化です。

自分で考え、おやつの量を自分で調整したり、積極的に料理のお手伝いをしてくれるようになりました。

「自分の体を大切にする力」が、少しずつ育っているのを感じています。

かつての私と同じように、一人で悩むあなたへ

「何を食べさせたらいいか分からない」

そう悩んでいたあの頃の私に、そして今、同じように立ち止まっているお母さんに、もっと薬膳を知ってほしいと思っています。

毎日の台所から、子供の、そしてあなた自身の心と体を守る力は作れます。

娘たちが毎日の食事で、少しずつ変わっていく様子を見ると、改めて薬膳の力ってすごいなと実感します。

私の経験が、どこかで誰かの一歩を支える光になれば嬉しいです。

これからも学びを深めながら、Instagramなどを通じて、この「やさしい薬膳の知恵」を届けていきたいと思っています。

お子さんでもわかりやすく楽しめる、薬膳や食材のクイズが人気の、ゆうきさんのInstagramも要チェック♡
▶︎▶︎https://www.instagram.com/yuuki_marusuke/


さとうあいからのメッセージ

子育ての道中には、今目の前にある不調だけでなく、成長とともに形を変えたさまざまな「壁」が次々と現れます。

ですが、ゆうきさんのように「どんなことがあっても、私には薬膳があるから大丈夫」と心から思えることは、ママの人生において、何ものにも代えがたい一生の財産になるはずです。

誰より真剣に、わが子のために学ぼうとするママの後ろ姿。

そのひたむきな想いこそが、お子さんたちに食への興味を育み、何よりの安心感を伝えてくれたのではないかと感じています。

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