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子どものアレルギーマーチを薬膳で整える|体質改善のために食事で変えた10年間

「やっと喘息が落ち着いた…」

と思ったら、今度はアトピー。

アトピーが治まったと思えば、次は鼻炎。

そしてまた、新しいアレルギーが顔を出す——。

「いったい、いつになったら終わるんだろう」

そう思いながら、毎日子どもの肌や鼻の様子を確認してきたお母さんはたくさんいると思います。

かつての私もそのひとりでした。

子どものアレルギーマーチと向き合ってきた10年間と、薬膳で食事を変えることでアレルギー体質改善に取り組んできた我が家のリアルな記録をお伝えします。


アレルギーマーチとは何か

「アレルギーマーチ」という言葉をご存じでしょうか。

これは、アレルギー体質の子どもが成長とともに次々と違うアレルギー疾患を発症していく現象のことです。

行進曲(マーチ)のように、一つひとつのアレルギーが順番に姿を変えながら続いていくことから、この名前がつけられています。

典型的な流れとしては、乳児期の食物アレルギーやアトピー性皮膚炎から始まり、成長するにつれて喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症へと移っていくパターンが多く見られます。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

理由のひとつとして、乳幼児期は皮膚のバリア機能がまだ未発達なため、ダニや食物などのアレルギーの原因物質が皮膚から体内に入り込みやすいことが挙げられています。

また、両親や兄弟にアレルギーがある場合、子どももアレルギーを発症しやすい傾向があります。

ただし、すべての子どもが同じ経過をたどるわけではありません。

個人差があり、成長によって自然によくなることもあります。

それでも「次は何が出るんだろう」という不安がなかなか消えないのが、アレルギーマーチを持つ子のお母さんの本音ではないでしょうか。


我が家のアレルギー遍歴

まさに我が家も、アレルギーマーチのど真ん中を歩んできました。

娘・0歳のころ顔中にアレルギー性乳児湿疹が広がり、写真におさめるのも切ないほどの状態でした。

娘が2歳・息子が4歳になると、二人ともアレルギー性の小児喘息と診断されました。
度重なる風邪、アレルギー薬、目のかゆみ、咳……この時期が、一番薬の量が多かった時代です。

息子が6歳になると、喘息は減ってきたものの、今度はアレルギー性鼻炎で眠れない夜が続くように。
花粉症も酷くなり、疲れが溜まったりするとアレルギー性の結膜炎も悪化する日が続きました。

息子が9歳のときには、突然アトピー性皮膚炎が出て足がボロボロに。
全身に蕁麻疹が出るなど、皮膚症状がひどくなった時期もありました。

そして娘が9歳のとき、家に猫を迎えたことで猫アレルギーを発症
一時期は喘息、鼻炎、結膜炎、アトピーとアレルギー症状のオンパレードになり、飼い続けることを諦めようと思ったことも…。

「治っては別の症状が次々と出る」——。そんな日々の繰り返しに、「なんでこんなことに」と現実を嘆いてばかりでした。


薬膳でアレルギー体質改善に向き合う、という考え方

そんな私の気持ちが変わったのは、薬膳を知ってからでした。

薬膳というと「難しそう」「特別な食材が必要そう」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

でも、薬膳の本質はとてもシンプルです。

「薬に頼るのではなく、食事で体を整える」

そして、考え方の軸をこう変えること——

「治す」のではなく「症状と上手に付き合う」

これが、アレルギーマーチとの新しい付き合い方でした。

アレルギーマーチは体質の問題でもあるため、完全に「治す」ことを目標にすると、なかなか達成感が得られず、焦りと不安ばかりが積み重なっていきます。

でも「体のバランスを整えて、できるだけ症状を穏やかにしていく」という視点に変わると、毎日の食事が「希望」に変わっていくんです。

アレルギーの体質に深く関わるのは、薬膳では主に「肺」「腎」「胃腸」の働きです。

毎日の食事でこれらを補っていくことで、体がアレルゲンに過剰反応しにくい状態を目指していきます。

アレルギー体質改善の食事について、詳しくはこちら

今、我が家では薬を飲んでいません

現在、我が家では薬を飲んでいません。

これは「症状が完全に出なくなった」ということではありません。

体が少しずつ、症状に対応できるようになってきたという感覚です。

最近発症していた猫アレルギーも、一時は保護猫ちゃんとの生活を諦めようと思うほど酷かったんです。

でも、食べ物を本格的に見直したり、付き合っていける方法を子どもと一緒に考え、一つずつ実行していくことで、薬を飲むことのない生活に変われました。


そして、何より変わったのは、「私にもできることがある」という安心感が生まれたことです。

子どものアレルギーに対して、病院に連れて行くしかない、薬を飲ませるしかない——そう感じていたころとは、全然違います。

今日の食卓で選ぶ食材が、子どもの体を整える力になっている。

その実感が、お母さん自身の気持ちをとても楽にしてくれます。

アレルギーマーチを持つ子のお母さんほど、この感覚を知ってほしいと思っています。


アレルギー体質改善は、今日の食卓から始められます

「薬膳って、難しくないの?」と思われる方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。

特別な食材を買いそろえる必要も、毎日の料理をゼロから変える必要もありません。今あるご飯に、少し視点を加えるだけで始められます。

アレルギーの体質に関わるのは、主に「肺」「腎」「胃腸」の働きです。

薬膳では、これらの臓器を食事で補っていくことで、体がアレルゲンに過剰反応しにくい状態を目指していきます。

「体質だから仕方ない」と諦めず、毎日のご飯から体を整えていく。それがこども薬膳の考え方です。


まず、わが子の「体質タイプ」を知ることから

アレルギーマーチをはじめとする子どもの不調に向き合うためには、まずお子さんの今の体のバランスを知ることが大切です。

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アレルギーマーチは、ゴールの見えない不安との戦いのように感じることもあります。でも、食事という「毎日できること」が手元にある限り、諦める必要はありません。

体は食べたものでできている。

今日の食卓から、お子さんの未来を整えていきましょう。

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