
その鼻詰まり、集中力を奪っていませんか?
「鼻をすする子どもに、つい『鼻かみなよ!』とイラッとしてしまう……」
「鼻が詰まって勉強に集中できないみたいで、見ていて可哀想……」
そんなご相談をよくいただきます。
実は、鼻詰まりは単なる不快感だけでなく、学習能力の低下や睡眠の質の低下にもつながる、子どもにとって切実な問題です。
毎年お薬を飲んでいるけれど、なかなかスッキリしないという場合は、まず「お薬が必要になる体」そのものを見直してみましょう。
今回は、鼻が詰まりやすく、目の痒みが出やすい「熱タイプ」の花粉症ケアについて詳しく解説します。

鼻水が「ネバネバ・黄色」なら熱タイプ!
前回の記事でご紹介した「冷えタイプ」とは、対処法が全く異なります。
まずは、お子さんの今の状態を改めてチェックしてみましょう。
【熱タイプ】のサイン
- 鼻水: 黄色や緑っぽく、ネバネバしている。
- 鼻の状態: 詰まりやすく、鼻呼吸がしんどい。
- 目: 痒みが強く、熱をもった感じがする。赤く充血する。
- 体感: お風呂で温まると、さらに鼻が詰まったり痒みが悪化したりする。
どっちかわからない時は?
家庭で一番見分けやすいのが「お風呂チェック」です。
温まった時に鼻が通るなら「冷え」、逆に悪化するなら「熱」が原因と判断できます。

熱タイプの花粉症には「お茶」でのケアがおすすめ
熱タイプの子は、家族の中で一人だけ症状が出ていることも珍しくありません。
そんな時に便利なのが、いつもの飲み物を変えるだけの「薬膳茶」です。
薬膳において、お茶は「手軽に飲める、一番身近な煎じ薬」。
煮出すだけで、食材のパワーをダイレクトに取り入れることができます。
① ごぼう茶
炎症を抑える力が強いごぼうは、熱を持った鼻の粘膜を鎮めるのに最適です。
- 取り入れ方: 市販のごぼう茶はもちろん、いつものお味噌汁に具材として入れるだけでもOK!
- 特徴:皮の風味があって、ほうじ茶のような味わいです。
- 注意: キク科アレルギーのあるお子様は控えてください。
② ハトムギ茶
「膿(うみ)」を排出するパワーがあるハトムギは、ドロドロした鼻水が出にくい時に役立ちます。
- 取り入れ方: お茶として飲むほか、「炊飯用ハトムギ」をご飯に混ぜて炊くのも、日常的に続けやすくておすすめです。
- 特徴:麦茶のような香ばしさがあって、比較的飲みやすいお茶です。
- 注意: イネ科アレルギーのあるお子様は控えてください。
③ 小豆茶(あずきちゃ)
解毒しながら「血(けつ)」を補ってくれる、女性にも嬉しい万能茶です。
- こんな子に: アトピー傾向がある、顔や体がむくみやすい。
- 特徴: ほんのり甘い香りで飲みやすく、体の中の余分な水分をスッキリさせてくれます。
- 注意:大豆や豆類のアレルギーがあるお子様は、関連性のある症状が出る場合があるのでご注意ください。

目の痒みにはこれ!「眼科の妙薬」ハブ茶
熱タイプの子が一番つらがるのが「目の痒み」です。 そんな時におすすめなのが、別名**「眼科の妙薬」とも呼ばれるハブ茶(決明子:けつめいし)**です。
- 特徴: 目に溜まった熱をスッキリ取り除いてくれる効果があります。結膜炎やものもらいの時にも重宝されます。
- 味: 烏龍茶に近い香ばしい味わいで、子どもでも抵抗なく飲める子が多いのが特徴です。
- 注意: 体を冷やすパワーがあるので、飲み過ぎには注意しましょう。

まとめ:薬に頼りきりの春から、元気いっぱい外で遊べる春へ
年々増えていくお薬の種類や量に、「この子はもう、春を思いっきり楽しめないのでは……」と涙したくなる日もあるかもしれません。
かつての私もそうでした。
けれど、薬膳で体質を整えてからは、子どもたちは薬を手放し、春の太陽の下で元気いっぱい遊べるようになりました。
お薬を否定するのではなく、「お家でもできることがある!」という安心感を味方につけてください。 今日から、お子さんの鼻水の色をチェックして、ピッタリの一杯を選んであげてくださいね。
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