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子どもの鼻炎・アレルギーが治りにくいのは「口呼吸」が原因?お口ポカンを直して肺を強くする習慣

最近、お口をポカンと開けたままテレビを見ていたり、集中している時にお口が開いてしまっている子ども達が増えています。

我が家の子どもたちも、かつては立派な「お口ポカン族」でした。

なぜ口呼吸になってしまうのか。その原因は一つではありません 

  • 柔らかな食事の増加
    噛む回数が減り、お口周りの筋肉が育ちにくくなっています 。
  • 口の筋肉の衰え・噛む力の低下
    唇を閉じる力が弱いため、無意識に開いてしまいます 。
  • 鼻炎やアレルギー
    鼻が詰まっているため、酸素を取り込もうと必死に口で呼吸を補おうとします 。
  • 内臓機能(胃腸や肺)の弱さ
    薬膳の視点で見ると、エネルギーを作り出すお腹(脾)や、呼吸を司る「肺」の力が弱いことも関係しています 。

私自身、子どもが鼻炎に悩まされていた時期は「鼻が詰まっているんだから、口で呼吸するのは当たり前」と思っていました。

しかし、この「当たり前」が、実はさらなる不調を招く入り口になっていたのです。


「口呼吸」が招く肺へのダメージと不調の連鎖

鼻は、いわば高性能な「空気清浄機兼、加湿器」です。

鼻を通ることで、外気の温度と湿度が適切に調節され、ウイルスやホコリがフィルターにかけられた状態で体内に取り込まれます 。

一方で、口呼吸にはそのフィルター機能がありません 。

乾いた空気が「肺」を直撃する

口から入った冷たく乾いた空気が直接、気管や肺に届くと、繊細な粘膜を刺激してしまいます 。

薬膳において、肺は「乾燥」を最も嫌う場所です 。ここがダメージを受けると、いわゆる「気管支が弱い」状態になりやすくなります 。

肺の不調サインをチェックしてみましょう

肺の機能が低下すると、体には以下のようなサインが現れやすくなります 。

  • 風邪を頻繁にひく
    バリア機能が低下し、ウイルスに負けやすくなります 。
  • 長引く咳や痰
    粘膜が乾燥し、炎症が起きやすくなります 。
  • 皮膚や便の乾燥
    肺は肌の潤いや大腸とも深く関係しているため、カサカサ肌やコロコロ便の原因になります 。
  • アレルギー症状の悪化
    花粉症や鼻炎などのトラブルがより敏感に反応するようになります 。
  • 悲しみや不安を感じやすい
    東洋医学では、肺が弱ると「悲しみ」の感情が出やすくなると考えられています 。

今日からできる「鼻呼吸トレーニング」と食の工夫

「お口を閉じなさい!」と注意するだけでは、なかなか改善しませんよね。

大切なのは、子どもが楽しみながら、そして内側から体を整えながら鼻呼吸へとシフトしていくことです。

遊びながら「鼻呼吸ゲーム」

「鼻から5秒吸って、5秒吐く」

というシンプルなゲームを親子でやってみてください。

鼻呼吸が苦手な子どもにとっては、これだけでも大冒険です。上手にできたら、たくさん褒めてあげましょう。

「ご飯の香り」をクンクンしてみる

食卓は絶好のトレーニングの場です。

「今日のお味噌汁はどんな匂いがするかな?」とおかずの香りを鼻で嗅ぐ習慣をつけてみましょう。

鼻を意識的に使うことで、自然と鼻呼吸を促すきっかけになります 。

薬膳で「肺」を潤し、バリアを張る

外側からのアプローチと同時に、食べ物で「肺」を元気にしてあげることも重要です。

  • 潤いを与える食材
    れんこん、白きくらげ、梨、はちみつなどは、乾燥した粘膜を優しく潤してくれます 。
  • バリアを強化する食材
    長芋(山薬)や芋類、キノコ類は、お腹を元気にしてエネルギーを蓄え、肺の機能を底上げしてくれます 。

特に「長芋」は、こども薬膳における最強食材の一つです 。

すりおろして卵焼きに入れたり、焼いてホクホク感を味わったりと、日々の食事に少しずつ取り入れてみてください 。


まとめ:小さな習慣が、子どもの一生の体を守る

鼻水が止まらない、何度も風邪をひく、アレルギーが悪化しやすい……。

そんなお悩みを持つママは、ぜひ一度、お子さんの「お口」に注目してみてください。

お口を閉じて鼻で呼吸ができるようになることは、単なる癖を直すことではありません。それは、冷たい空気やウイルスから大切な「肺」を守り、本来持っている健やかさを取り戻すための第一歩です。

毎日のお味噌汁の香りを嗅ぐこと、旬のれんこんを一口食べること。 そんな小さな「こども薬膳」の積み重ねが、お子さんの未来の体をお守りのように守ってくれます 。

一人で悩まなくて大丈夫です。まずは、今のお子さんの状態を優しく観察することから始めてみませんか?


お子さんの体質に合わせたケアを深めたいママへ

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あなたの大切なお子さんが、明日も鼻から澄んだ空気をたっぷり吸い込んで、笑顔で過ごせますように。

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