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「体質だから」と諦めないで!ママのご飯が子どもの未来を書き換える「こども薬膳」の力

「うちの子は、そう言う体質だからしょうがない…」

「ちょっとしたことで熱が出るから、予定を立てるのが怖い……」

「癇癪が酷くて育てにくいけど、性格は変えられない」

そんな日々が続くと、つい「この子はこういう体質だから仕方ない」と、自分を納得させてしまうことはありませんか?

でも、ママ。

その「体質」という言葉で、子どもの無限の可能性にフタをしてしまうのは、まだ早いかもしれません。

子ども一人ひとりに個性があるように、体にもそれぞれの特性があります。

しかし、その特性を「一生変わらないもの」と決めつけてしまう必要はないのです。今回は、薬膳の知恵を通して、子どもの「今」を読み解き、未来の元気をママの手で育んでいく方法をお伝えします。

「遺伝だから」「もう治らない」……その言葉に縛られないで

こども薬膳salonには、日々、多くのママたちから切実な相談が届きます。

中には、遺伝的な要因や先天性の病気、生後すぐの大きな疾患に悩み、「自分のせいでこの子は……」とご自身を責めていらっしゃる方も少なくありません。

「お医者様から、もう治らないと言われた」
「一生、薬と付き合っていくしかない」
「入退院を繰り返す未来しか見えない」

そんな過酷な宣告を受け、希望を失いかけているママに、私は何度でも伝えたいのです。

「決まった未来なんて、どこにもない」ということを。

私はこれまで、病院で「もう打つ手がない」と言われた状態から、日々の食事と暮らしの整え方で、劇的な回復を遂げてきた子どもたちをたくさん見てきました。

顔色が悪く、いつもぐったりしていた子が、学校から帰ってすぐにお友達と元気に外を走り回っている。
アレルギーや呼吸器の不安で夜も眠れなかった子が、健やかな寝息を立てるようになる。
「これ以上あげる薬がない」と言われた子が、薬を飲まなくても生活できるようになる。

ママが「この子の力を信じる」と決め、今日の一口から変えていくとき、子どもの体は必ず応えてくれます。

西洋医学の視点だけでは測れない「生きる力」が、子どもたちには備わっているのです。

こちらも参考に

「体質」は、体からのメッセージ

薬膳の世界では、今の体調を「固定された運命」ではなく「今のバランスの偏り」として捉えます。

「体質だから仕方ない」と諦めるのではなく、「今、体の中で何が起きているのかな?」と読み解くヒントにするのです。

たとえば、次のようなサインはありませんか?

  • エネルギー不足(気虚): 朝が弱く、夕方になるとすぐ疲れる。食が細い。食べても太れない。
  • 巡りの滞り(気滞): 食後にお腹が張る、便秘と下痢を繰り返す。ゲップやオナラが多い。嘔吐をよくする。
  • 血の不足(血虚): 夜しっかり眠れず、夢をたくさん見る。皮膚がガサガサで保湿剤が効かない。集中力がない。

これらは、子どもの性格や気持ちの弱さではなく、「今、ここを補ってほしい!」という体からのサインです。

「この子は体が弱い」というラベルを貼るのをやめて、「今はまだ、消化の力が成長途中なんだね」「今は潤いが足りない時期なんだね」と、一歩引いて観察してみてください。

ママがそうやって子どもの体をフラットな目で見られるようになると、不安は「対策」へと変わります。

「五臓」で読み解く、子どもの体のサイン

「こども薬膳」では、子どもの体調を「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」という5つの働きのバランスで見ていきます。

子どもは成長の途中にあり、この五臓がまだまだ未熟です。どこが弱りやすいのか、その子の「今の傾向」を知ることで、ママが今何を補ってあげればいいのかが見えてきます。

「肝(かん)」のトラブル:情緒の乱れと巡りの滞り

「肝」は自律神経や感情、血の巡りをコントロールしています。ここがスムーズに働かないと、気が滞り、心身にイライラが溜まります。

  • よくある不調: 夜泣き、かんしゃくが激しい、目が充血しやすい、爪が薄く割れやすい、チック症状。

「心(しん)」のトラブル:心と睡眠の不安定

「心」は精神や睡眠、血脈を司ります。ここが休まらないと、子どもは常に落ち着きがなく、脳も体もリラックスできません。

  • よくある不調: 眠りが浅くすぐ起きる、夢をよく見る、ひどく汗をかきやすい、精神的に不安定。

「脾(ひ)」のトラブル:エネルギーを作る力が弱い

五臓の中でも、子どもが最も未熟なのが「脾(消化吸収)」です。食べたものをエネルギーに変える工場がうまく回っていない状態です。

  • よくある不調: 食が細い、食べても太れない、食後にお腹が張る、便がゆるくなりやすい、顔色が黄色っぽい、疲れやすい。

「肺(はい)」のトラブル:バリア機能が弱く繊細

「肺」は皮膚や鼻、喉などの粘膜とつながっています。ここが弱いと、外からの刺激(ウイルスや乾燥)を跳ね返すことができません。

  • よくある不調: すぐ風邪をひく、鼻水や咳が出やすい、アレルギー体質、肌が乾燥してカユカユになりやすい。

「腎(じん)」のトラブル:生命の根っこが不安定

「腎」は成長・発育の源であり、生命エネルギーを貯蔵するタンクです。ここが弱いと、体全体の底力が不足してしまいます。

  • よくある不調: 成長がゆっくり、歯が生えにくい、足腰が冷える、耳のトラブルが多い、頻尿またはおねしょ。

「遺伝」や「宣告」さえも、五臓を整えれば超えていける

冒頭でお話しした通り、たとえ遺伝的な要因や、生まれ持った疾患があったとしても、それはこの「五臓」のどこかに大きな偏りがあるという状態に過ぎません。

「生まれつき腎が弱いから、この子は成長が遅いんだ」と諦める必要はありません。

足りないところは、今日からのごはんで補えばいいのです。


実際に、私の生徒さんのママたちも、最初は絶望の中にいました。

「もう一生薬が必要と言われた」
「この子の体は、普通の子のようには機能しないと言われた」

それでも、こども薬膳の考え方を取り入れ、弱っている「臓」を優しく労わり、根気強くごはんを重ねていった結果、お医者様が驚くような回復を見せた子どもたちがたくさんいます。

五臓はバラバラに動いているのではなく、お互いに助け合っています。

どこか一箇所を整え始めると、ドミノ倒しのように他の場所も元気になっていく。

子どもの体には、そんな素晴らしい「自浄作用」と「再生力」が備わっています。

「体質だから」という言葉で終わらせるのではなく、「五臓を整えて、この子の本来の力を引き出そう」という新しい視点を持つこともできると、知って欲しいのです。

「寄り添う」から、「共に歩む」と言う考え方

よく「子どもの体調に寄り添う」という言葉を耳にしますが、私はあえて「共に育む(伴走する)」という感覚を大切にしてほしいと思っています。

寄り添うだけでは、ママが子どもの不調に引きずられて疲弊してしまうこともあるからです。

そうではなく、ママは一歩先を見て、「次はこれを試してみようか」とガイドしてあげる存在。

食事だけでなく、

  • 「快・不快」の感覚を大切にする: 服装の調節や、心地よいと感じる室温。
  • 呼吸と眠り: 深い呼吸ができる環境と、リズムの良い睡眠。
  • 外遊び: 土に触れ、太陽を浴びることで育つ「陽」の気。

ママが日々の暮らしの中で「心地よさ」を微調整していくこと。

その積み重ねが、何にも負けない強い体を作っていくのです。

子どもの体は、日々新しく生まれ変わっている

子どもの細胞は、猛烈なスピードで入れ替わっています。 昨日までの「弱かった自分」は、今日のごはんと、今日の眠りで、少しずつ「新しい自分」へとアップデートされているのです。

「体質だから」と諦めてしまうのは、その更新プロセスを止めてしまうこと。 逆に、「子どもには変わる力がある」と信じることは、子どもの生命力にスイッチを入れること。

今、目の前の子どもがどんなに辛い状況にあったとしても、絶望しないでください。
未来は決まっていません。 あなたの台所から、あなたの手から、お子さんの未来はいくらでも書き換えていくことができます。

完璧なママでなくていい。

今日できる、たった一つの「優しい選択」を。 それが、お子さんの「一生モノの元気」を育てる第一歩になります。

さらに詳しく学びたいママへ

子どもの体質をより深く知り、具体的なケア方法を学びたい方は、著書『薬に頼らずのびのび育てる こども薬膳』をお手に取ってみてください。 各体質に合わせた食材リストや、すぐに取り入れられるレシピ、季節ごとの養生法を詳しく解説しています。

また、公式LINEでは、自宅ですぐにできる「体質診断シート」を無料でプレゼントしています。 「うちの子、どのタイプかな?」と迷ったら、まずはこのシートで今の状態をチェックしてみてくださいね。

診断シート

ママの不安が、自信に変わる。 そのお手伝いができることを、心から願っています。

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