風邪

【保存版】子どもが風邪でおかゆを嫌がるときはどうする?こども薬膳流・回復を早めるおすすめ献立

「子どもが風邪をひいたけれど、おかゆを食べてくれない…」
「インフルエンザの発熱後、何を食べさせたら早く元気になるの?」

お子さんの体調不良時、キッチンで立ち尽くしてしまうママは少なくありません。特に、風邪の定番である「おかゆ」を嫌がるお子さんは意外と多く、何を作ればいいのか悩みの種ですよね。

今回は、「こども薬膳」の視点から、子どもが風邪の時に本当に必要な食事と、おかゆ嫌いな子でも食べやすい回復食のアイデアをご紹介します。

子どもが風邪で「食べたくない」と言ったら?無理強いはNGの理由

まず、ママに一番に知っておいてほしい「大前提」があります。 それは、「食べたくないときは、無理に食べさせなくていい」ということです。

体のエネルギーを「消化」ではなく「治癒」に回す

薬膳や中医学の考え方では、食べ物を消化・吸収するには多大なエネルギー(気)が必要だと考えます。

風邪のウイルスと戦っている最中の体は、すべてのエネルギーを「治癒」に集中させたい状態です。そこで無理に食べ物を入れてしまうと、エネルギーが「消化」に分散されてしまい、かえって回復が遅れることもあります。

「うちの子、全然食べなくて大丈夫かしら…」と不安になるかもしれませんが、お子さんが「いらない」と言うのは、自分の体が今何に集中すべきかを知っているサインです。

「寝る」のが一番の薬

特に、普段から元気いっぱいの「パワー満点系」のお子さんは、1日しっかり睡眠をとるだけで、翌朝にはケロっとしていることも多いものです。日頃から元気に過ごしている子の自己治癒力は、大人が思う以上に強力です。

まずは「水分補給」をしっかり行い、ゆっくり眠れる環境を整えてあげましょう。

発熱後の回復食:おさえるべき「2つのポイント」

熱が下がり始め、少し食欲が出てきた頃が「回復食」の出番です。 この時期に意識したいポイントは、失われたものを補う以下の2点です。

① 失った「水分」を足すもの

発熱すると、汗とともに体内の潤いが奪われます。これは専門用語で「津液(しんえき)」の不足を意味します。喉の乾きを潤し、体にこもった余熱を逃がしてくれる水分補給が必要です。

② 回復する「エネルギー(気)」を足すもの

ウイルスと戦い抜いた後の体は、バッテリー切れの状態。消化に負担をかけず、効率よくエネルギーに変わる食材を選び、元気の源である「気」を補います。

【段階別】こども薬膳流・おすすめの回復食アイデア

お子さんの状態に合わせて、無理なくステップアップしていきましょう。

【STEP 1】固形物が難しいとき:りんごのすりおろし

まだ噛む力も弱っているときは、「りんごのすりおろし」が最適です。

  • りんごの効能: りんごは、体に潤いを与え(生津)、胃の働きを整えてくれる食材です。

発熱で乾いた体を潤し、失われた水分と糖分を同時に補給できます。冷たすぎると胃を驚かせてしまうので、常温に近い状態で与えてあげてください。

【STEP 2】少し食べられるようになったら:おかゆの工夫

もし、おかゆを食べられる子であれば、以下の食材をプラスしてパワーアップさせましょう。

  • 長芋(山薬): 「山のうなぎ」とも呼ばれるほど、滋養強壮に優れています。
  • 卵: 完全栄養食であり、血を補い、体を潤す力があります。

【STEP 3】おかゆ嫌いな子へ:宮城県の知恵「白石温麺(うーめん)」

「おかゆが苦手」というお子さんにぜひ試してほしいのが、温麺(うーめん)です。

特におすすめなのが、宮城県白石市の特産である「白石温麺」

我が家ではこの白石温麺が、離乳食の頃から大活躍しています!

  • 消化に優しい理由: 一般的な素麺と違い、製造過程で「油」を使用していません。そのため胃腸への負担が極めて少なく、離熱食や回復食にぴったりです。

柔らかくクタクタに煮て、卵や梅干しを添えてあげましょう。短くカットされているので、お子さんも食べやすいのが魅力です。

【STEP 4】野菜のパワーを取り入れる:沢煮椀(さわにわん)

具だくさんの汁物も、回復期の強い味方です。 「沢煮椀」とは、千切りにした野菜と出汁で作るお吸い物のこと。

  • おすすめ具材: かぶ、人参、きのこ類。
  • 食べ方のコツ: まだ具材が重いときは、「汁だけ」を飲むところからスタートしましょう。野菜の旨味と栄養が溶け出したスープは、弱った胃腸を優しく包んでくれます。出汁などを使うと、さらに風味が良く、食欲をそそります。

家庭内の二次感染を防ぐ!最強の「ボーンブロス」

ボーンブロス

子どもの看病をしていると、一番怖いのが「親への感染」。

「絶対にうつりたくない!」という時におすすめなのが、手羽肉で作る「ボーンブロス(骨だしスープ)」です。

ボーンブロスの作り方とメリット

  1. 手羽先や手羽中をお鍋に入れ、水からコトコト煮ます。
  2. 余裕があれば、長芋、きのこ、生姜、人参、なつめなどの「免疫力アップ食材」も一緒に投入しましょう。

骨から溶け出した有効成分が、看病で疲れた体を回復させてくれます。ママもこのスープを飲んで、自分の「衛気(えき:外敵から身を守るバリア)」を高めておきましょう。

食材を切って鍋に入れるだけの片手間でできるので、忙しい看病の合間でも作れるお守りレシピです。

こども薬膳で「いつもの日常」を早く取り戻そう

風邪やインフルエンザが長引くと、お子さん本人も辛いですし、看病するママも心身ともに疲弊してしまいます。

不調のサインにいち早く気づき、その時の体の状態に合った食材を選んであげること。それが「こども薬膳」の考え方です。 特別な薬を使うのではなく、日々の台所にある食材で、お子さんの回復をサポートしてあげませんか?

「何を食べさせたらいいんだろう?」と迷ったときは、この記事を思い出してください。

  • まずは無理に食べさせず、寝かせること。
  • おかゆがダメなら、油不使用の温麺を。
  • ママはボーンブロスで自分を守ること。

皆さんのご家庭が、一日も早くいつもの笑顔あふれる日常に戻れるよう願っています。

「こども薬膳」をもっと詳しく学びたい方へ

当サイトでは、季節ごとの不調や、お子さんの体質に合わせた食事の工夫をたくさん発信しています。 「薬に頼りすぎず、食の力で子どもを元気にしたい」 そんな想いを持つママたちと一緒に、学びを深めていければ嬉しいです。

次は、お子さんの体質診断をしてみませんか?

 こちらからお子さんの体の不調タイプがわかる、体質診断シートがダウンロードできます!

↓↓↓

診断シート

-風邪
-, , , ,