時を越えて家族を守る「米飴」と、ママの手から伝わる養生の知恵

「なんだか喉がイガイガする」
「少し鼻声かも……」
季節の変わり目、特に三寒四温の春先は、子どもの体調が揺らぎやすい時期です。
病院に行くほどではないけれど、いつもより元気がない。そんな小さなサインに、ママはきっと誰よりも早く気がつくでしょう。
そんな時、薬箱を開ける前に、台所からそっと取り出せる“お守り”のような存在があったら。
子育てをするママにとって、どれほど安心できることか。
今回ご紹介したいのは、子育てのお守り薬とも言える、古くから家庭で受け継がれてきた「米飴(こめあめ)」です。
家庭の救急箱として受け継がれてきた、米飴のちから
米飴は、餅米と麦芽から作られる、昔ながらの天然甘味料です。
薬が簡単に手に入らなかった時代、米飴は各家庭の「救急箱」として、大切に守られてきました。
薬膳の視点で見ると、米飴は「肺」を潤し、喉の乾燥やイガイガを和らげる働きがあります。
春先の風や乾燥で喉を痛めやすい子どもにとって、やさしい甘さが粘膜を守る心強い存在です。
また、消化吸収がよく、「脾(ひ)」──つまりお腹の働きを助けるのも大きな特徴です。
風邪の引き始めや、食欲が落ちているときのエネルギー補給にも向いています。
実際、我が家でも子どもの頃から
「乾燥の季節から春先まで、家族を守るエネルギーチャージのお守り」
として活用してきました。
「お家の味」が、子どもの安心感を育てる

米飴は、ただ体に良いだけの食べ物ではありません。
それは「母、そのまた母へ」と受け継がれてきた、家庭の記憶そのものです。
喉が痛いとき、
「これをなめてごらん」と差し出された小さなスプーン。
その甘さと一緒に感じた、お母さんの手の温もり。
この“お家の味”に紐づく安心感こそが、子どもの自己治癒力を支える土台になります。
こども薬膳で大切にしているのは、まさにこの部分です。
丁寧な暮らしは、特別な人のものではありません

「手仕事」「丁寧な暮らし」と聞くと、
時間や心に余裕のある人だけのもの、と感じてしまうかもしれません。
でも本当は、忙しいママだからこそ、ほんの一瞬でも“整える時間”が必要なのです。
米飴づくりは、本来「大寒」の頃に仕込むと言われています。
寒さの中でじっくり待つ、その季節のリズムに触れること自体が、心と体の養生になります。
こども薬膳で大切にしているのは、
「何を食べるか」よりも、「どう感じるか」。
米飴が黄金色に変わっていく様子、
甘い香り、
出来立ての温かさ。
子どもと一緒に
「不思議だね」
「いい匂いだね」
と感じる時間は、どんな栄養素よりも深く、心に残ります。
忙しいママへ。まずは“知る”ことからで大丈夫
「一から作るのはハードルが高い」
そう感じるのは、とても自然なことです。
大切なのは、
こんな知恵が昔からあったことを知ること。
そして、必要なときに思い出せること。
それだけでも、食卓への向き合い方は変わります。
もし、余裕のあるタイミングで一度でも一緒に作れたら。
それはきっと、お子さんにとって一生ものの“お守りの記憶”になります。
まとめ:ママの手が、子どもの未来を整えていく

米飴は、単なる甘味料ではありません。
そこには、先人たちの知恵と、家族を想う愛が詰まっています。
「喉が痛いときは、これ」
「今日は疲れているから、米飴で少し整えよう」
そんなふうに、身近なものでわが子を守れるという感覚は、
ママ自身の“軸”を育ててくれます。
忙しい毎日の中でも、
古くて新しい手仕事の知恵に、ほんの少し触れてみませんか。
あなたの気づきと、米飴のやさしい甘さが、
家族の健やかな毎日を、静かに支えてくれるはずです。
もっと詳しく学んでみたい方は
季節の変わり目、
子どもの体調が揺らぎやすい今だからこそ。
「いざという時、何を選べばいいか分かる」
そんな安心感を、ママの手元に残しませんか。
米飴を通して、子どもの体を“整える視点”を学べる米飴の講座を開催しています。
寒い時期にしかできない手仕事のため、募集はまもなく締め切りとなるので気になる方はお早めに!
